ボイドスラブの施工

2017.1
写真は目黒区で建築中の住宅の躯体工事(鉄筋コンクリート造)の様子です。
左は上階の床型枠を支える為の支保工と呼ばれる支えの列。右はボイドスラブを構成する為に鉄筋の間に並べられた発泡スチロールの球。支保工はコンクリートが固まって強度が出れば取り外されるし、ボイドの球はコンクリートの中に埋まってしまいます。どちらも建物の完成時に姿を目にする事はできないものですが、とても美しく不思議な光景だと思います。施工現場では日常で目にする事のできない光景に出会う事が度々あり、そんな姿に完成時の建物が負けないようにしなければなぁ...と思ったりもするのです。